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ゴーストバスターズ(2016)

映画

ゴーストバスターズ』を劇場で観て参りました。

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平日の昼の映画館にもかかわらず席は8割以上埋まっていました。本作の注目度の高さが伺えます。また、体感ですが観客の7〜8割は女性であったように思います。確かに宣伝の仕方的にも女性がメインターゲットなのかもしれませんが、断言します。

この映画、男の人も絶対観に行くべきです。

今年は『ズートピア』と『シン・ゴジラ』が圧倒的2トップだなあと思っていたのですが、とんでもない作品が食い込んできました。私にとってかけがえのない映画になっています。

 

以下、モテないダメ男の感想(若干のネタバレ有)です。

初めに言っておきますが、私は昔のゴーストバスターズ二作については全く思い入れがありませんし、そもそも観たこともありません。なので多分に含まれている(らしい)旧作オマージュに関しては何も言えません。ご容赦ください。

 

ニューヨークで現存する唯一の19世紀の建築だというオルドリッジ邸での怪奇現象から物語は始まる。(どうでもいいですけど19世紀の建築がこれしかないNYってそれはそれでどうなんだ...という気もします。日本に古い建物が多すぎるだけですかねー。)

その数日後、コロンビア大で素粒子物理の教鞭を取っているエリン・ギルバート(クリスティン・ウィグ)の元にオルドリッジ邸のゴースト調査をして欲しいとの依頼が舞い込む。

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『オデッセイ』にも出ていたクリスティン・ウィグ。天才コメディエンヌであるらしい。

実は、エリンはゴーストを研究した本を過去に出版しており、それが旧友であり共同著者のアビー(メリッサ・マッカーシー)によって勝手にAmazonで売られていたのだった。終身雇用調査を控えているエリンにとっては、過去のオカルト本の出版が大学側にバレてしまうと非常にマズイ。怒った彼女はアビーのいるヒギンズ理科大学(創立12年のインチキ臭さ満点大学)へ殴り込み。アビーはそこで天才エンジニアのホルツマン(ケイト・マッキノン)と共にゴーストの研究を続けていた。

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メリッサ・マッカーシー。本作の監督と彼女による映画『スパイ』が最高らしい。

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ケイト・マッキノン。本作が最高である理由の一つは彼女の演じるホルツマンというキャラクターの魅力にあります。

流れで3人でオルドリッジ邸へ向かうことになり、彼女らは本物のゴーストを目撃してしまう。これ以降NYでゴーストが頻繁に出現し、その裏には誰かの意図が見えるのだった。同じくゴーストを見てしまった地下鉄係員のパティを加えた4人で原因究明に取り組み始める。

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ゴーストバスターズの結成だ。しかし、彼女らを待ち受けていたのは世間の冷たい目線と数々の凶悪なゴーストであった...

 

アメリカのコメディは日本でウケないとよく言われます。最近ではアメリカで大ヒットを記録した『21ジャンプストリート』が日本ではDVDスルーでしたし、現在売れに売れてるセス・ローゲンの『Sausage Party』も日本での公開は未定です(おそらく残念ながら劇場公開はないでしょう)。

では、本作はどうか。劇場の反応を見る限り、かなり"ウケていた"と思います。僕はずっと笑ってましたし、斜めうしろの人は最後まで笑いが止まらない様子でした。

本作の大半のギャグはベッタベタな使い古されたネタです。それでもつい笑ってしまう。それに加えて、現代ならではのエッジの効いたギャグが時折入り、ニヤリとさせられます。

何よりも最高に面白いのはクリス・ヘムズワースが演じるケヴィンでしょう。

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ポンコツという言葉では表しきれないポンコツ。電話の応対は全くできず、大きい音がしたら目を塞ぐというとんでもないキャラクター。しかし、彼はただのピエロではありません。これまでの多くの映画で秘書役は女性であり。何の意味もないただセクシャルな記号としての消費がなされていました。本作のケヴィンはそこを完全にひっくり返してしまっただけでなく、ポンコツにも生きる価値があるという最高に明るいメッセージを打ち出してくれました。アンタ最高だよ...! エンドロールまでケヴィンにはやられっぱなしです。

当然ケヴィンだけではありません。大人気のホルツマンはもちろん(彼女のアイアンマン2を思い出させるアクションには思わず「フォオオ!!!」って感じ)、ゴーストバスターズの4人は全員最高に魅力的です。僕はレスリー・ジョーンズのパティがとにかく好きでして。格闘シーンとか笑いが止まりませんでした。彼女にTwitter上でヘイトをぶつけた連中はいつか制裁してやります。これだけ濃いキャラクターの棲みわけを見事に図ったポール・フェイグ監督の手腕にはただただため息をつくばかりです。

主題歌の挿入のタイミングとかもいいです。さすがにこのテーマ曲くらいは僕でも知っていますが、こんなにアガるとは!

なんだか言葉足らずになってしまいましたが、『ゴーストバスターズ』はこの夏の最高の一本だと思います。

素晴らしいブログがはてなにあったのでリンクを貼っておきます。

www.ishiyuri.com

www.ishiyuri.com

僕の感想ではこの映画の魅力が伝えきれていないので、みなさんぜひ読んでみてください。

シン・ゴジラ』が若干人を選ぶのに対して、この映画は万人に満面の笑みでお勧めできます。とにかく幸せになれる、そんな映画です。

それでは、せーのっ

Who You Gonna Call?

Ghostbusters!!!